観光・ドライブ情報

2023.04.03

北海道・道南の桜の名所をドライブ!お花見スポット10選をご紹介

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プレカLifeがおすすめする北海道のドライブ情報をご紹介。

今回は、春の道南でおすすめの桜を楽しめるスポットをご案内いたします。

 

本州と比べ気温の低い北海道では、例年4月下旬から5月にかけて桜が開花します。

桜の開花は春の象徴ですし、この時期にお花見を楽しむ方も多いでしょう。

北海道は広いですが、各地域に桜の名所と呼ばれる場所があります。

 

今回はその中でも渡島地域・檜山地域から成る道南エリアに注目し、春のお出かけにぴったりの桜の名所をご紹介いたします。

お花見ドライブの参考に、ぜひお役立てください。

 

※情報は、2023年3月現在のものです。

掲載の営業時間や料金などについては変更の可能性もあるため、事前にWebサイト等で情報を確認してください。

五稜郭と桜

 

 

北海道・道南の桜の開花日は?

桜といえば、ソメイヨシノを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

 

ソメイヨシノは桜の代表品種。

日本の桜の8割はこのソメイヨシノだと言われています。

しかし、北海道ではソメイヨシノだけでなく、「エゾヤマザクラ」や「チシマザクラ」といった桜も多く見られます。

 

【エゾヤマザクラ】

  • 北海道で最も一般的な桜
  • ソメイヨシノに比べ花が大きく、色も濃い
  • 花と葉が同時に開花するのが特徴
  • 4月末〜5月にかけて見頃を迎える

 

【チシマザクラ】

  • 低木の桜
  • 咲き始めは薄いピンクだが、開花するにつれて白っぽくなる
  • 他の桜に比べ開花が遅く、見頃は5月以降になることが多い

 

「エゾヤマザクラ」「チシマザクラ」は、北の地域に咲く桜です。

日本では、北海道を中心に本州北部の一部地域にも生息しています。

寒い地域特有の桜を目にできるのも、北海道の春の魅力です。

 

また、北海道・道南ではこれらの品種以外に「ヤエザクラ」「ホリイヒザクラ」「コマミザクラ」が咲く場所もあり、中にはひとつの場所で多品種の桜が見られるスポットも存在します。

桜は品種によって見頃がやや異なるので、長くお花見を楽しめるのも嬉しいですね。

 

2023年道南の桜の開花日は?

2023年の道南・函館市の桜の開花予想日と満開予想日を見てみましょう。

 

【函館市】

  • 開花予想日:4月22日
  • 満開予想日:4月26日

 

※参照:日本気象協会「tenki.jp

※2023年3月29日時点

 

函館市の桜の開花予想日は4月22日。

道央・札幌市の2023年の開花予想日が4月24日なので、道央と比べ道南では2日ほど早く桜が開花すると予想されます。

 

ちなみに、気象庁が発表した過去の桜の開花日を見ると、函館の場合2021年は4月20日、2022年は4月21日でした。

 

2021年~2022年の平年値が4月28日であることを考えると、2023年の桜の開花予想日は1週間ほど早まっていますが、ここ数年で見ると平年並みだと言えるでしょう。

 

予想通りに開花が進めば、4月の終わりごろには満開の桜を楽しめるかもしれませんね。

 

 

北海道【道南エリア】の桜の名所は?お花見ドライブスポットをご紹介

桜咲く松前城

お花見ドライブで訪れたい、北海道・道南エリアにある桜の名所を10箇所ご紹介します。

 

五稜郭公園

五稜郭公園

道南エリアでもっとも有名な桜の名所といえば、五稜郭公園でしょう。

新撰組最後の地としても知られる五稜郭には、堀に沿って約1,500本もの桜が植えられております。

 

五稜郭公園の桜はソメイヨシノが中心。

毎年お花見シーズンの夜にはライトアップも行われます。

 

満開の時期には、ぜひ五稜郭タワーから公園全体を眺めてみてください。

星型の堀が薄ピンクの桜で縁取られた、幻想的な景色を目にすることができますよ。

 

五稜郭公園の詳細

  • 住所:函館市五稜郭町43-9
  • 営業時間:9:00〜18:00(五稜郭タワー)
  • 料金:展望料金 大人1,000円、中高生750円、小学生500円
  • アクセス:新千歳空港IC〜大沼公園ICより約35分(新千歳空港より約3時間40分)
  • 駐車場:なし※周辺に有料駐車場有り

 

石崎地主海神社のヤエザクラのトンネル

石崎地主海神社のヤエザクラのトンネル

石崎地主海神社は、函館市内から東に走った白石町にある歴史ある神社です。

 

この神社は参道が桜の名所として知られており、春にはヤエザクラが一斉に咲き、約300mにわたって桜のトンネルを作ります。

 

濃いピンク色の大ぶりの花が満開に咲き誇る様子は迫力満点!

 

ここの桜はヤエザクラなので、見頃はソメイヨシノの後。

5月中旬から下旬にかけて、桜のトンネルを楽しめます。

 

石崎地主海神社の詳細

  • 住所:函館市白石町248番地
  • アクセス:新千歳空港IC〜大沼公園ICより約45分(新千歳空港より約3時間45分)
  • 駐車場:有り

 

トラピスチヌ修道院

トラピスチヌ修道院

高台に立つトラピスチヌ修道院は、1898年に日本初の女子修道院として創立された由緒ある修道院。

前庭や資料館の見学が可能です。

 

手入れされた庭と西洋風建築で知られるこのスポットには、敷地内に複数の品種の桜が植えられています。

 

レトロな建物とマリア像をソメイヨシノが彩る風景は、和洋折衷の美しさ。

修道院への道沿いでは、ヤエザクラも花を咲かせます。

 

トラピスチヌ修道院は、トラピストバターを練り込んだ、ここでしか食べることができないソフトクリームがあることでも有名です。

修道院の収益事業として製造されているマダレナケーキやクッキ―などとともに、味わってみるのもいいですね。

 

トラピスチヌ修道院の詳細

  • 住所:函館市上湯川町346
  • 営業時間:3月・4月・10月・11月/8:30~16:30、5月~9月/8:30~17:00、12月~2月/9:00~16:00
  • 定休日:年末年始
  • アクセス:新千歳空港IC〜大沼公園ICより約35分(新千歳空港より約3時間35分)
  • 駐車場:なし※周辺に有料駐車場有り

 

法亀寺(ほうきじ)のしだれ桜

法亀寺(ほうきじ)のしだれ桜

北斗市にある法亀寺は、境内にある大きなしだれ桜で有名です。

 

樹齢300年以上と言われる一本桜は、とにかく大迫力。

幹の太さも枝の広がりも見事です。

 

見頃の時期には高さ12mから地面に向かって桜が降り注ぎ、多くの人が見物に訪れます。

 

北斗市ではお花見シーズンに「桜回廊」と称して、桜の夜間ライトアップイベントを行っていますが、法亀寺のしだれ桜もそのスポットのひとつ。

 

夜のお花見ドライブにもおすすめです。

 

法亀寺のしだれ桜の詳細

  • 住所:北斗市向野1丁目14-13
  • アクセス:新千歳空港IC〜大沼公園ICより約21分(新千歳空港より約3時間20分)
  • 駐車場:有り(臨時)

 

トラピスト修道院

トラピスト修道院

トラピスト修道院は、北斗市にある日本最初の男子修道院です。

 

美しい自然の中にあるこの修道院へ続く道には、たくさんのヤエザクラが植えられています。

 

5月中旬から咲き始めるヤエザクラの桜並木は、濃いピンクが青空に映えて美しく、ソメイヨシノの並木道とは違った風情を味わうことができます。

 

トラピスト修道院は、敷地内で作られる酪農製品が人気。

お花見のお土産には、名産のバターやクッキーを購入してみてはいかがでしょうか。

 

トラピスト修道院の詳細

  • 住所:北斗市三ツ石392
  • 営業時間:9:00~17:00(時期による変動有り)
  • 定休日:売店は1~3月のみ日曜、12月25日(年末年始要問合せ)
  • アクセス:新千歳空港IC〜大沼公園ICより約50分(新千歳空港より約3時間50分)
  • 駐車場:有り

 

オニウシ公園

オニウシ公園

函館市から車で1時間ほど、森町にあるオニウシ公園は、桜の名所として知られる洋式公園。

 

園内には、ソメイヨシノやチシマザクラを中心に、森町固有種のホリイヒザクラやコマミザクラも植えられ、4月から5月にかけて園内をピンク色に染めます。

 

展望台からは、駒ヶ岳と園内に咲く桜を同時に眺めることも可能。

遠くに羊蹄山や有珠山が見えることもあります。

 

この公園は国道5号線の道の駅に面しているので、ドライブの立ち寄り先にぴったりです。

 

オニウシ公園の詳細

  • 住所:茅部郡森町字上台町326-18
  • アクセス:新千歳空港IC〜森ICより約3分(新千歳空港より約2時間55分)
  • 駐車場:有り

 

青葉ヶ丘公園

青葉ヶ丘公園

森町にある青葉ヶ丘公園は、大正3年に開園した長い歴史のある公園。

春には一面に桜が咲き、花見客でにぎわいます。

 

青葉ヶ丘公園に植えられている桜は、ソメイヨシノを中心に17種類、約1,000本。

さまざまな種類の桜を見て、その違いを楽しめます。

中には森町固有種のモリコマチも。

 

5月には桜祭りも開催されるので、タイミングが合えばぜひ参加してみてください。

 

青葉ヶ丘公園の詳細

  • 住所:茅部郡森町字清澄町12
  • アクセス:新千歳空港IC〜森ICより約5分(新千歳空港より約3時間)
  • 駐車場:有り

 

松前公園

松前公園

松前公園は、松前町の代表的な観光スポット。

広い園内には、松前城を中心に、松前藩ゆかりのスポットや寺院が多数点在しております。

 

そんな松前公園は「日本さくら名所100選」に選ばれる桜の名所でもあり、園内では250種約1万本の桜を目にすることができます。

 

そのうち100種は松前生まれの品種。

早咲きの桜から遅咲きの桜まで多様な品種が植えられているため、長く桜を楽しめます。

 

満開の桜の後ろに松前城がそびえる風景は、写真に収めたくなること間違いなしです。

 

4月下旬から5月初めにかけては、毎年「松前さくらまつり」が開催されております。

 

松前公園の詳細

  • 住所:松前郡松前町松城
  • 営業時間:松前城資料館・松前藩屋敷/9:00~17:00(最終入場16:30)
  • 定休日:一部施設休館期間有り
  • アクセス:新千歳空港IC〜大沼公園ICより約2時間(新千歳空港より約5時間)
  • 駐車場:有り

 

光善寺の血脈桜(けちみゃくざくら)

光善寺の血脈桜(けちみゃくざくら)

多くの桜が植えられている光善寺も、松前で有名な花見スポットのひとつ。

その中でもシンボルとして多くの人が見に訪れるのが、血脈桜です。

 

本堂の前に立つ血脈桜は、樹齢300年以上の古木です。

 

幹の太さは約5.5m・高さ約8mと立派で、品種はヤエザクラの一種であるナデンザクラ。

大きく枝を広げ花を咲かせるため、1本でも見応えを感じることができます。

 

大迫力の歴史ある桜は、満開の時期に見に行きたいですね。

 

光善寺の詳細

  • 住所:松前郡松前町松城303
  • アクセス:新千歳空港IC〜大沼公園ICより約2時間(新千歳空港より約5時間
  • 駐車場:有り(松前公園)

 

天神坂門の夫婦(めおと)桜

天神坂門の夫婦(めおと)桜

天神坂門の桜は、1本の幹から異なる品種の桜が生えている珍しい桜。

この特徴的な姿から「夫婦桜」と呼ばれるようになりました。

 

昭和初期にソメイヨシノにナデンを接木したものが成長し、現在の立派な姿になっています。

 

先ほどご紹介した「血脈桜」と龍雲院境内に立っている「蝦夷霞桜」と合わせて、「松前桜三大銘木」と呼ばれています。

 

どの桜も松前公園の広い敷地内に植えられているため、公園を訪れた際には順に見て回ると良いですね。

 

松前町の夫婦桜の詳細

  • 住所:松前郡松前町松城
  • アクセス:新千歳空港IC〜大沼公園ICより約2時間(新千歳空港より約5時間)
  • 駐車場:有り(松前公園)

 

 

北海道・道南には桜の名所が多数!お花見ドライブで名所を巡って

北海道・道南エリアには、ソメイヨシノの他に、エゾヤマザクラやチシマザクラなど北部地域ならではの桜が生息しております。

 

2023年の道南・函館市の開花予想日は4月22日、4月26日には道南各地で桜が満開になる予報です。※2023年3月29日時点

 

道南には、函館を中心に桜の名所が多数存在します。

 

桜のトンネルのような桜並木のある場所から、歴史ある巨大桜が立っている場所まで、桜の楽しみ方はさまざま。

品種も多く、開花時期にも違いがあることから、多様な桜の楽しみ方ができます。

 

春のドライブに、レンタカーを借りて、大切な方と桜の名所を巡るのも素敵ですね。

レンタカーの借り方については、「レンタカーの借り方を詳しく解説。予約から返却、用意するものまで」でもご紹介しております。

 

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