ヤナセ プレミアムカー レンタルがおすすめする北海道のドライブ情報をご紹介。
今回は、春の道央でおすすめの桜を楽しめるスポットをご案内いたします。
春は桜の季節。
本州と比べ気温の低い北海道では4月下旬から5月にかけて、各地で桜が咲き誇ります。
この時期にはお花見ドライブや散歩などで、存分に春の桜を楽しみたいですね。
今回は、北海道の中でも道央の桜の名所をご紹介いたしますので、大切な人とのドライブデートの参考に、ぜひお役立てください。
※情報は、2023年3月現在のものです。
掲載の営業時間や料金などについては変更の可能性もあるため、事前にWebサイト等で情報を確認してください。
目次
北海道・道央の桜の開花日は?
日本には、多くの品種の桜が自生しております。
その数は、なんと100種類以上あり、品種改良も含めると400種類以上あるとも言われています。
代表的な日本の桜として知られているのは、ソメイヨシノでしょう。
桜の種類はかなり多いですが、北海道に自生しているのはその一部です。
代表的な桜の種類を特徴とともにご紹介します。
【ソメイヨシノ】
- 桜の代表品種
- 日本に生息する桜の8割がソメイヨシノだと言われている
- 淡いピンク色と5枚ある花弁が特徴
【エゾヤマザクラ】
- 別名:オオヤマザクラ
- 北海道で多く見られる品種
- 色は淡いピンク〜濃いピンクまでさまざまで、ギザギザの葉が特徴
【チシマザクラ】
- 北海道で多く見られる品種
- 開花は5〜7月で、日本で最も咲くのが遅い桜と言われる
- 木の高さが低く、淡い色と強い香りが特徴
北海道・道央には「カスミザクラ」や「ミヤマザクラ」など、他の品種も生息してはいますが、代表的な桜の種類は上記3種のようです。
これらの桜の多くは、4月下旬から5月にかけて見ごろを迎え、雪景色だった北海道を春の景色に変えます。
北海道の美しい大自然に桜が咲く光景は、各地で春の風物詩となっております。
2023年道央の桜の開花予想日は?
道央の地点別に2023年の桜の開花予想日と満開予想日を見てみましょう。
【札幌市】
- 開花予想日:4月24日
- 満開予想日:4月27日
【室蘭市】
- 開花予想日:4月27日
- 満開予想日:5月2日
※参照:日本気象協会「tenki.jp」
※2023年3月25日時点
どちらの地点も4月下旬から桜の開花が始まると予想されております。
ちなみに、気象庁が発表した過去の開花日の場合、2021年は札幌が4月22日、室蘭が4月27日、2022年は札幌が4月23日、室蘭が4月25日でした。
2021年・2022年と比較すると、2023年の場合は数日開花が遅くなるようです。
北海道【道央エリア】の桜の名所は?お花見ドライブスポットをご紹介
北海道・道央エリアを石狩・空知地域、後志地域、胆振・日高地域の3つに分け、それぞれの地域の桜の名所をご紹介いたします。
石狩・空知地域
まずは、北海道の県庁所在地である札幌を含む、石狩・空知地域にあるドライブにおすすめの桜の名所を4つ見ていきましょう。
北海道神宮
札幌市中央区、円山公園に隣接する北海道神宮は、桜の名所として古くから知られる神社です。
境内にはソメイヨシノ、エゾヤマザクラ、チシマザクラ、ヤエザクラなど、約1,100本の桜が植えられています。
立派な本殿へ繋がる参道を満開の桜が彩る様子は美しく、参拝客だけでなく花見客や観光客も多く訪れます。
この場所では、桜だけでなく梅の開花も同時に楽しむことができる全国でも珍しいスポットです。
満開の時期には露店が立ち並び、にぎやかな雰囲気を味わえます。
北海道神宮の詳細
- 住所:札幌市中央区宮ケ丘474
- 開門時間:6:00〜17:00(季節による変動有り)
- アクセス:新千歳空港IC〜新川ICより約15分(新千歳空港より約56分)
- 駐車場:有り
モエレ沼公園
彫刻家イサム・ノグチ氏によって設計されたモエレ沼公園は、広大な土地に美しい自然とアートが広がる都市公園で、有名な観光スポットでもあります。
そんなモエレ沼公園も、春は桜が咲き誇る名所のひとつです。
園内には、エゾヤマザクラをはじめとした桜が約1,600本植えられている「サクラの森」というエリアがあり、春にはエリア一帯がピンク色に染まります。
芝生エリアでは、レジャーシートを敷いてゆっくりお花見をするのもおすすめです。
周囲にはユニークな遊具も設置されていますので、お子さま連れでもお楽しみいただけます。
モエレ沼公園の詳細
- 住所:札幌市東区モエレ沼公園1-1
- 営業時間:東口ゲート/7:00~22:00(通年開放・入園は21:00まで)※西口ゲート・南口ゲートは冬季閉鎖があります。事前にホームページをご確認ください。
- アクセス:新千歳空港IC〜伏古ICより約10分(新千歳空港より約50分)
- 駐車場:有り
※北海道の玄関口・新千歳空港から札幌までの交通については、以下でご紹介しております。あわせてご確認ください。
【千歳⇒札幌】新千歳空港から札幌まで車で行く際の距離は?他の交通機関との比較も
旭ケ丘公園
旭ヶ丘公園は、空知地域東部の芦別市にある公園です。
公園内にあるさくらの丘には、エゾヤマザクラやソメイヨシノが約1,000本植えられており、春には丘一面が淡いピンク色へと変わります。
満開の時期には夜のライトアップが行われ、園内のBBQハウスで食事をしながら夜桜を眺めることも可能です。
園内には桜以外の植物も多数植えられており、どの季節も美しい草花を目にすることができます。
また、園内には小動物舎や猿山もあり、動物と間近に触れ合えるエサやり体験に挑戦するのもおすすめです。
旭ヶ丘公園の詳細
- 住所:芦別市旭町641番地
- 営業時間:動物見学/10:00~18:30、ふれあい広場/土日祝日13:00~14:00
- 開園期間:4月15日~10月31日
- アクセス:新千歳空港IC〜北広島ICより約30分(新千歳空港より約55分)
- 駐車場:有り
滝の上公園
夕張川のほとりに位置する滝の上公園は、渓谷の豊かな自然を味わえる自然公園です。
園内には川の侵食によってできた「竜仙峡の奇岩」や複数の滝があり、神秘的な自然の力を感じることができます。
緑豊かなこの公園は、夕張市内でも早い開花を楽しめる桜の名所としても知られています。
満開の桜並木は美しく、またその近くにある滝の上発電所のレトロな雰囲気と相まって、情緒ある風景を目にすることができますよ。※滝の上発電所は外観のみ見学可能です
公園は冬季は休園で、毎年桜の時期に開園されますが、2023年の開園日はまだ発表されていません。※2023年3月25日時点
開園日の発表は、夕張市のホームページをご確認ください。
滝の上公園の詳細
- 住所:夕張市滝ノ上5番地
- 定休日:冬季休園(2023年未定、2022年の開園は4月23日〜11月3日)
- アクセス:新千歳空港より国道337号経由で約40分
- 駐車場:有り
後志地域
後志地域は、小樽市をはじめとした20の市町村から成る地域です。
ここからは、後志地域にあるドライブにおすすめの桜の名所を3つ見ていきましょう。
手宮公園
手宮公園は、小樽市北部にある公園です。
高台にあるため眺めが良く、園の丘の上からは小樽の街や海を一望することができます。
植物園や競技場、日本庭園などの施設を有するこの公園は、桜が美しいことでも有名で、春には多くの人が花見に訪れます。
植えられている桜は、ソメイヨシノ、エゾヤマザクラ、チシマザクラなど約700本。
園内には桜と海を一度に眺められる場所もあり、カメラマンがよく訪れるフォトスポットになっています。
桜だけでなく、植物園や日本庭園の美しい草花も見て帰りたいですね。
手宮公園の詳細
- 住所:小樽市手宮2丁目
- アクセス:新千歳空港IC〜小樽ICより約10分(新千歳空港より約1時間10分)
- 駐車場:有り
天狗山の天狗桜
小樽のシンボルである標高532.4mの天狗山です。
その頂上からは、北海道三大夜景に選ばれる美しい夜景が見られることで知られています。
夜景のイメージが強い天狗山ですが、展望台には「天狗桜」と呼ばれる樹齢100年以上の一本桜が植えられており、春にはこの桜を見に来た人々でにぎわいます。
満開の天狗桜の後ろに広がる小樽の街と海は、まさに絶景!
周りには軽食を取れるウッドデッキも用意されているので、桜と景色を眺めながらゆっくりした時間を過ごすことができます。
天狗山の詳細
- 住所:小樽市最上2丁目16-15(山麓駅)
- 営業時間:ロープウェイ9:00~20:36(※上り最終20:24、季節・日による変動有り)
- 料金:ロープウェイ大人1,400円、小人700円(往復)
- アクセス:新千歳空港IC〜小樽ICより約15分(新千歳空港より約1時間20分)
- 駐車場:有り(山麓周辺)
※北海道の玄関口・新千歳空港から小樽までの交通については、以下でご紹介しております。
【千歳⇒小樽】新千歳空港から小樽まで車で行く際の距離は?他の交通機関との比較も
真狩神社の桜並木
真狩神社は、虻田郡真狩村にある菅原道真を祀る神社。
真狩神社の桜も後志地域の桜の名所として有名です。
品種はエゾヤマザクラで、樹齢は90年にもなると伝えられているこの桜は、約60本が参道に沿うように植えられています。
満開の時期には参道が桜のトンネルのようになり、とても幻想的な風景がお楽しみいただけます。
雪の積もった羊蹄山をバックに、朱色の鳥居と鮮やかなピンクの桜が映え、北海道の春の訪れを感じさせてくれますね。
真狩神社の詳細
- 住所:虻田郡真狩村字社79番地
- アクセス:新千歳空港から道道16号、国道453号、国道276号経由で約1時間50分
- 駐車場:有り
胆振・日高地域
最後に、胆振・日高地域にあるドライブにおすすめの桜の名所を3つご紹介します。
洞爺湖
北海道の代表的な観光地でもある洞爺湖は、ドーナツのような丸い形が特徴的なカルデラ湖です。
支笏洞爺国立公園の中心に位置するこの湖周辺は、自然の力強さを体験できるスポットとして知られています。
洞爺湖の湖畔には桜が植えられていて、春には花を見ながらドライブやサイクリングを楽しむことができますよ。
洞爺湖の桜はソメイヨシノなどと比べると遅咲きのヤエザクラが中心なので、少し遅めのお花見におすすめのスポットです。
近隣にある壮瞥公園では、同時期に梅の花を見ることもできます。
お花見を楽しんだ後は、洞爺湖温泉に向かうのも良いですね。
洞爺湖の詳細
- 住所:虻田郡洞爺湖町洞爺湖
- アクセス:新千歳空港IC〜虻田洞爺湖ICより約3分(新千歳空港より約1時間20分)
優駿さくらロード
優駿さくらロードは、浦河町にある優駿の里公園から続く桜並木です。
約3kmの道の両脇に1,000本以上の桜が植えられているこの並木道は、北海道有数の桜の名所となっております。
5月初めの見頃には、桜の花が一斉に咲き誇り、桜のトンネルに。
優駿さくらロードの桜はエゾヤマザクラなので、濃いピンクから淡いピンクまで、美しいグラデーションを楽しめます。
桜の時期には、毎年桜祭りやライトアップも開催され、地元の人から観光客まで、多くの人でにぎわいます。
優駿さくらロードの詳細
- 住所:浦河郡浦河町字西舎141-11
- アクセス:新千歳空港より日高自動車道、道道208号、国道235号経由で約2時間20分
- 駐車場:有り
しずない二十間道路
新ひだか町に位置する、しずない二十間道路は、北海道らしい長い直線道路。
その両脇には約7kmにわたって約2,200本もの桜が並んでおり、4月から5月にかけて道路を桜色に染めます。
しずない二十間道路に植えられている品種は、エゾヤマザクラを中心に、カスミザクラやミヤマザクラなどです。
開花時期には「しずない桜まつり」が開催され、多くの人が桜と露店を楽しみます。
規模の大きな桜の名所であるこのスポットは、「北海道遺産」や「日本さくら名所100選」にも選ばれています。
しずない二十間道路の詳細
- 住所:日高郡新ひだか町静内田原静内御園
- アクセス:新千歳空港より日高自動車道経由で約1時間25分
- 駐車場:有り
北海道・道央には桜の名所が多数!お花見ドライブを楽しんで
北海道には、代表的な日本の桜であるソメイヨシノを中心に、エゾヤマザクラ、チシマザクラなどの北部地域ならではの桜が生息しております。
北海道では、例年4月下旬から5月にかけて見ごろを迎えますが、2023年の道央・札幌市の開花予想日は4月24日、室蘭市は4月27日。※2023年3月25日時点
2023年の満開予想日は札幌市は4月27日、室蘭市だと5月2日となっていますので、お花見をするなら4月下旬から5月上旬がおすすめです。
ご紹介したように、道央・道南エリアにあたる石狩・空知・後志・胆振・日高には、桜の名所が多数ございます。
どのスポットでも、美しい桜と北海道の大自然との共演を目にすることができるでしょう。
春のお花見では、ドライブがてら少し足を伸ばして、桜の名所巡りに出掛けてみてはいかがでしょうか。
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