プレカLifeがおすすめする北海道のドライブ情報をご紹介。
今回は、北海道の玄関口である新千歳空港から、北海道を代表する人気の観光都市 小樽までのドライブルートをご案内いたします。
小樽運河をはじめとしたさまざまな観光スポットがある小樽は、名産の工芸品も多く、メディアでもよく取り上げられるエリアです。
実際に、北海道旅行で小樽に立ち寄りたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
道外から小樽へは、新千歳空港へのフライトを経て車や電車で移動する方法が一般的です。
では、新千歳空港から小樽はどのくらい離れていて、どのくらいの時間を要するのでしょうか。
また、どの交通機関での移動が効率的なのでしょうか。
今回は、新千歳空港から小樽までの移動について、距離や所要時間、料金など、詳しくご紹介いたします。
※表示する利用料金・運賃等は、2022年7月現在のものです。また、天候、混雑状況によって、所要時間は異なります。
目次
新千歳空港から小樽までの距離は?車でかかる所要時間も確認
新千歳空港は、北海道の南西部、千歳市と苫小牧市の境に位置する空港です。
北海道には複数の空港がありますが、新千歳空港はその中でもメインとなる大きな空港で、施設や店舗も充実していることから、空港自体がひとつの観光スポットにもなっています。
一方の小樽は、札幌市の北西に位置する市。
広い範囲を石狩湾に面する小樽市は、古くから貿易や漁業の拠点として賑わってきました。
現在では、歴史や文化を感じられる街として、北海道の代表的な観光エリアとなっています。
道外から小樽に向かうには、飛行機で新千歳空港に到着後、陸路で移動する方法が一般的です。
まずは、新千歳空港・小樽間を車で移動する場合の距離や所要時間について確認していきましょう。
※表示する利用料金・運賃等は、2022年7月現在のものです。また、天候、混雑状況によって、所要時間は異なります。
【新千歳空港から小樽】一般道を利用する場合
高速道路を使わず一般道を利用する場合、新千歳空港から小樽市中心部までの走行距離は、約109km、所要時間は2時間10分程度です。
新千歳空港から北上して国道337号を進み、長沼町、南幌町、江別市を通って西に向かい、石狩湾に沿って進むルートが一般的に使用されています。
【新千歳空港から小樽】高速道路を利用する場合
高速道路を利用する場合、新千歳空港から小樽市中心部までの走行距離は約85km、所要時間は約1時間10分です。
新千歳空港から国道36号線を北上し、千歳ICから道央自動車道に入って北上を続け、札幌自動車道を進みます。
その後、小樽IC出口から日本海オロロンラインを西へ進めば、小樽市中心部に到着します。
【新千歳空港から小樽】一般道と高速道路利用時の比較
※地図左上部の「その他のオプション>オプションを表示」より高速道路・一般道の切り替えができます。
新千歳空港から小樽への移動について、距離や所要時間、料金を比較してみましょう。
●一般道
距離:約109km
所要時間:約2時間10分
料金:なし
●高速道路
距離:約85km
所要時間:約1時間10分
料金:2,150円
新千歳空港から小樽まで高速道路を利用した場合、一般道を利用した場合に比べ、約1時間移動時間を短縮することが可能です。
走行距離も20km以上短くなるため、効率的な移動手段と言えるでしょう。
とはいえ、一般道の利用も魅力があります。
それは、道中に観光スポットや飲食店へ立ち寄りやすいこと。
新千歳空港から小樽までの道中には複数の観光スポットがあります。
また、一般道のルートを南寄りに変えて、小樽に向かう途中で札幌に立ち寄ることも可能です。
高速道路を利用した場合も札幌やその他の観光スポットに立ち寄ることは可能ですが、出入口が限られるため、一般道ほどは柔軟な行動ができません。
一般道での移動にも高速道路での移動にもメリットはあるので、どちらを利用するかは旅の目的に合わせてお決めいただくのがいいかもしれません。
新千歳空港から小樽まで、車以外で移動する場合の所要時間は?
新千歳空港から小樽までは、車以外に、公共交通機関を利用して移動することも可能です。
ここからは、新千歳空港から小樽まで電車で移動する方法とバスで移動する方法について、その所要時間と料金をご紹介いたします。
※表示する利用料金・運賃等は、2022年7月現在のものです。また、天候や混雑状況、乗り継ぎ時間によって、所要時間は異なります。
【新千歳空港から小樽】電車を利用する場合
新千歳空港から小樽まで電車を利用する場合には、JR新千歳空港駅から出発する快速エアポートに乗車します。
小樽行きの快速エアポートに乗車すれば、JR小樽駅まで直行最短1時間15分で到着できます。
JR新千歳空港駅からJR小樽駅までの運賃は1,910円。
指定席をご利用になる場合は追加で840円が必要で、移動料金は合計で2,750円。
電車での移動は、JR快速エアポートの利用により、乗り換えなしで小樽にたどり着ける点が魅力です。
所要時間も車での高速道路利用時と変わりません。
車を利用せずに移動したいという方には、電車移動がおすすめです。
【新千歳空港から小樽】バスを利用する場合
次に、バスで新千歳空港から小樽まで移動する方法について見ていきましょう。
新千歳空港から小樽までは、実はバスの直行便がありません。
そのため、バスを利用する場合には、札幌駅までJRで移動し、札幌駅から小樽行きのバスに乗車することになります。
JR新千歳空港駅から札幌駅までは、快速エアポートで直通最短37分(特別快速エアポートなら最短33分)。
運賃は1,150円で、さらに840円プラスすれば指定席をご利用いただけます。
札幌駅から小樽までは、北海道バスを利用すれば片道680円。
距離は約37kmで、所要時間は約1時間です。
つまり、新千歳空港から小樽までバスを利用する場合には、電車を含め、所要時間は約1時間40分、料金は2,670円(指定席込み)かかることになります。
直行便がないバス移動は、車や電車での移動に比べ効率が良いとは言えません。
しかし、札幌から小樽まではバスの直行便が出ているため、先に札幌に立ち寄る場合には、バスを利用するという選択肢もひとつでしょう。
【新千歳空港から小樽】電車とバス利用時の比較
新千歳空港から小樽まで、電車とバスで移動する場合の所要時間と料金を比較します。
●電車
所要時間:約1時間15分
料金:1,910円〜2,750円
●バス+電車
所要時間:1時間40分
料金:1,830円〜2,670円
新千歳空港から小樽までレンタカーを使うのも1つ。ドライブの楽しみ方
新千歳空港から小樽までは、レンタカーを使って移動するのもおすすめです。
レンタカーを利用すれば、好きな場所に立ち寄りながら小樽までのドライブが楽しめます。
小樽までのドライブで立ち寄りたい観光スポット情報
新千歳空港から小樽までの道中にある観光スポットを見てみましょう。
①キウス周堤墓群
キウス周堤墓群は、新千歳空港から国道337号を北上した場所にある遺跡で、世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産のうちのひとつです。
約3200年前の縄文時代に作られた墓を見学することができます。
隣接する案内所には、墓群の資料やパンフレットも豊富。
遺跡や歴史に興味がある方におすすめのスポットです。
②パレットの丘
パレットの丘も、新千歳空港から国道337号を北上した場所にある観光スポット。
北海道らしい広大な丘陵地帯が広がるエリアです。
秋に一面ひまわりが咲き乱れる様子は圧巻!
駐車場がオープンする営業期間は秋のみですが、ドライブしながらなら、それ以外の時期も延々と広がる雄大な景色を楽しめます。
③ROYCE’ ふと美工場 直売店
北海道には人々を魅了するスイーツがたくさんありますが、北海道のチョコレートといえば「ROYCE’」が有名です。
小樽までの道中、当別町にROYCE’の生産拠点「ふと美工場」があります。
国道337号を1本入ったところで、小樽までのドライブでは立ち寄りやすいポイントです。
工場併設の直営店には、お土産にもぴったりのチョコレート菓子やオリジナルグッズが並びます。
新たにベーカリーもオープンし、ROYCE’のチョコレートを使ったパンも味わえます。
④モエレ沼公園
江別から国道337号を外れ、少し南に下がると、モエレ沼公園があります。
広大で美しいモエレ沼公園は、北海道でも有数の観光地。
公園自体がイサム・ノグチの遺作でもあり、各所でアートを楽しむことができます。
春には桜、夏にはダイナミックな噴水、秋は紅葉、冬はウィンタースポーツなど、一年を通して楽しめる公園です。
⑤天狗山展望台
小樽駅の南に位置する天狗山展望台。
ロープウェイが設置されており、山頂にはテラスやカフェも。
天狗山展望台から見える景色は、北海道三大夜景にも数えられていて、夜に訪ねるのもおすすめです。
新千歳空港から小樽までの道中には、他にも観光地がたくさん。
北海道ならではのグルメや景色も楽しめます。
新千歳空港から小樽までの移動は車が便利。レンタカーも検討を
新千歳空港から小樽までは、車で移動する方法と公共交通機関を使って移動する方法があります。
車で移動する場合、高速道路を利用すれば所要時間は1時間10分程度。
JRを利用した場合も同じくらいの時間を要します。
とはいえ、新千歳空港から小樽までの道中には観光スポットがたくさんあります。
観光やグルメを楽しむなら、一般道で移動するのもひとつの方法でしょう。
移動しながら北海道を満喫するなら、車を利用するのがおすすめです。
ぜひレンタカーのご利用をご検討ください。