普段とは違うエリアを運転するときは、そのエリア独自の交通・道路状況や運転マナーに注意したいものです。
そこで今回のコラムでは、沖縄の運転で知っておきたい道路事情やドライバーのマナーをご紹介いたします。
沖縄旅行で運転する予定がある方はぜひご覧ください。
目次
【道路事情編】沖縄で運転する際の注意点
沖縄は移動手段として車を利用する人が多く、「車社会」といわれています。
そのため、エリアや時間帯によっては道路が混雑していることも多く、渋滞やその対処のための交通ルールに注意が必要な地域です。
沖縄で運転する際にぜひ知っておいてほしい注意点を5つご紹介いたします。
【1】沖縄で有名な渋滞スポットを確認
車社会である沖縄では渋滞発生率も高く、特に朝夕の通勤ラッシュでは東京や大阪、名古屋などの大都市に匹敵するほどの混雑状況といわれています。
沖縄でよく渋滞が発生するのは以下のようなスポットです。
【平日朝夕の通勤時間(7:00~9:00、17:30~19:30)で渋滞が発生しやすいスポット】
- 国際通り(県道39号)
- 国道58号:那覇市久茂地・旭町・天久、浦添市勢理客・牧港、宜野湾市伊佐、北谷町桑江エリアなど
- 国道330号:那覇市与儀、安里十字路付近、那覇市真嘉比、北中城村瑞慶覧エリアなど
- 国道390号:那覇市東町エリア
- 奥武山米須線(国道332号):那覇市山下町
- 県道47号:那覇市久米2丁目
- 国道331号:那覇市字垣花エリア
- 那覇北中城線(県道29号):那覇市泊1丁目~那覇市大道エリア
- 那覇糸満線(県道82号):首里周辺
【GWや7~8月などの観光シーズンに渋滞が発生しやすいスポット】
- 国道58号:恩納村~名護市の海岸沿いエリア
- 空港周辺
渋滞が発生しやすいエリアや時間帯を走行する際は、スケジュールに余裕をもって出発・移動することをおすすめします。
【2】バスレーン規制時間帯には通行禁止
平日朝夕の車が混み合う時間帯に、一部の車線をバス専用にする交通規制「バスレーン規制」があります。
那覇市の国際通りや国道58号を中心に、平日7:00~9:00・17:30~19:30の時間帯で実施されています。
バスレーン規制では一般車両は通行禁止で、違反すると減点・罰金の対象に。
朝夕の混雑している時間帯に左側車線が空いている場合は、バスレーン規制が実施されているかどうか確認してください。
バスレーン規制が行われている道路は、沖縄県警察の「バスレーン規制について」ページでも紹介されています。
【3】中央線変移規制に注意
中央線変移規制とは、交通量が多い道路で特定の時間のみ中央線(センターライン)をずらして、一方向の斜線を増やす交通規制です。
- 国道507号、国道330号(那覇市在国場交差点~旭町交差点)
7:30~9:00に、国場から旭町向けを3車線に変更
- 県道29号線(那覇市在松川(西)交差点~安里十字路)
6:00~17:30に、松川(西)から安里十字路向けを2車線に変更
17:30~6:00:安里十字路から松川(西)向けを2車線に変更
実施時間とエリアは決まっており、標識と発光鋲で表示されるのでご注意ください。
詳しくは、沖縄県警察が発表している「中央線変移(時間規制)が行われている道路について」をご確認ください。
【4】道路が滑りやすい
沖縄の道路は強い直射日光や紫外線でアスファルトが劣化したり、海風から塩の結晶が路面に付着していたりと、滑りやすいので注意が必要です。
沖縄の道路にはサンゴ礁からできた石灰岩が使われていることも、滑りやすい原因となっています。
乾いた状態でも滑りやすいですが、雨に濡れるとさらにスリップしやすくなるので、雨の降り始めや雨上がりなどは特にご注意ください。
【5】動物の飛び出しに注意
沖縄は野生動物の生息も多く、郊外を運転していると動物が飛び出してくることがあります。
特に「やんばる」と呼ばれる本島北部では、天然記念物のヤンバルクイナの飛び出しに注意が必要です。
危険があるエリアでは「動物飛び出し注意」の標識が表示されています。
万が一、車で野生動物と衝突してしまった場合は、安全な場所に停車して警察、または野生動物保護センター(やんばる野生生物保護センター、もしくは西表野生生物保護センター)へご連絡ください。
【マナー編】沖縄で運転する際の注意点
沖縄のローカルドライバーの運転は、少しクセがあるといわれています。
車線変更や右左折時にウインカーを出さない車や、郊外では時速20km程度でゆっくり走る車に出会うこともあります。
また、沖縄は他の地域に比べて二輪車が多く、車間のすり抜けや右車線走行、原付バイクが三車線以上の道路で二段階右折をしないなど、交通マナーを守らないドライバーも見かけます。
ローカルドライバーの年齢層も大学生から高齢者までと幅広く、さらに沖縄の道路事情になじみの少ない国内外からの観光客、「Yナンバー」と呼ばれる米軍関係車両など、ドライバーの層もさまざまです。
事故を防いで安全に運転するためには、沖縄の道路事情やローカルドライバーの運転について知っておき、車間距離を空けてスピードを出しすぎないように注意しましょう。
沖縄でレンタカーを運転!気を付けるポイント
沖縄は観光スポットが点在しているため、レンタカーの利用が便利です。
沖縄でレンタカーを利用する際は、カーナビ付きの車種の予約をおすすめします。
スマートフォンにもナビ機能が付いておりますが、郊外や離島エリアでは電波が届きにくい可能性があります。
慣れない土地でストレスなく安全に運転するためには、車搭載のカーナビがあると安心です。
また、レンタカーには基本的な保険も含まれていますが、補償内容を確認し、場合によっては任意のオプションも検討しましょう。
任意のオプションでは、補償の免責の有無や、同乗者への補償などを追加することができます。
普段からあまり運転しないという方は、安心材料の一つになるのではないでしょうか。
沖縄観光でレンタカーを利用するメリットや注意点については、こちらのコラムでも詳しくご紹介していますのでぜひご確認ください。
沖縄を隅々まで楽しむにはレンタカーが必要!メリットや運転の注意点も
沖縄を運転する注意点を知って安全で快適なドライブを
沖縄旅行や沖縄観光では車での移動が便利ですが、車の利用者が多い沖縄では渋滞が発生しやすく、その対策としてバスレーン規制や中央線変移規制といった交通規制もあります。
道路が滑りやすいため雨の降り始め・雨上がりなどは、特に注意して運転することを心がけ、郊外では動物の飛び出しにも注意してください。
また、沖縄のローカルドライバーの運転は少しクセがあるといわれており、二輪車に関しては、原付バイクによる三車線以上の道路での二段階右折をしないといった交通マナーを守っていないドライバーも見かけます。
沖縄ではドライバーの層もさまざまですので、沖縄独自の道路事情やローカルドライバーの運転について知っておくことで、気を付けながら安全に運転することができるのではないでしょうか。
レンタカーを利用する際はカーナビ搭載の車種を予約し、必要に応じて保険のオプションもご検討いただくことで、さらに安心してドライブをお楽しみいただけます。
レンタカーで沖縄旅行や沖縄観光をするなら、特別感を味わえる輸入車レンタカーでワンランク上の快適ドライブはいかがでしょうか。
このサイトでは、ヤナセ プレミアムカー レンタルで借りた輸入車による快適な非日常の体験をプレカタイムでご紹介しています。こちらも、参考としてご覧ください。
ヤナセ プレミアムカー レンタルは、メルセデス・ベンツやBMW、アウディ、ポルシェなどのプレミアムな輸入車を借りることができる輸入車のレンタカーサービス。
家族とのご旅行、恋人とのドライブ、大切な人との記念日、ビジネス利用や接待など、シーンや気分、用途に合わせて、高級車を自由に選ぶことが可能です。
また、購入を検討している輸入車の試乗として借りてみたいという方も、レンタカーでの試乗はおすすめです。
沖縄・那覇空港からのプレミアムカーのご予約は、ニッポンレンタカー那覇空港波の上営業所にて受け付けておりますので、ワンランク上の車で素敵なドライブをしたいという方は、ぜひお問い合わせください。