まずは基本的なルールを理解したい方は、パーキングメーター時間外の駐車ルールと罰則まとめ(CarMe)も参考になります。実際の標識例や取り締まり事例を写真付きで詳しく紹介しています。
パーキングメーターとは?
パーキングメーターとは、短時間の路上駐車を有料で認めるための装置です。主に都市部の幹線道路沿いに設置され、運転者がコインを入れて一定時間(多くは60分)だけ駐車できる仕組みになっています。
- 駐車可能時間:60分以内(地域によって異なる)
- 利用時間:原則として午前8時〜午後8時
- 駐車料金:1回200円(標準)
この時間帯以外、つまり時間外・夜間や早朝はどう扱われるのか、ここから詳しく見ていきましょう。
パーキングメーターの時間外とは?
パーキングメーターには「利用可能時間」が標識で明示されています。
例:
駐車可 8:00〜20:00・60分以内
この場合、20:00〜翌8:00が時間外にあたります。つまり、時間外はパーキングメーターとして機能していない時間帯であり、コインを入れても作動しません。では、その時間帯に駐車するとどうなるのでしょうか?
パーキングメーター 時間外は駐車してもいい?
結論から言うと、時間外でも「駐車禁止でない」場合は停めてもOKです。ただし、道路標識の表示内容によってルールが変わるため、必ず確認が必要です。
1. 時間外も駐車可の場合 → 駐車OK・無料
標識に「時間制限駐車区間」と書かれていて、時間外に駐車禁止などの記載がなければ、時間外でも駐車できます。
例:
8:00〜20:00 60分以内(この時間外は制限なし)
この場合、夜間は無料で長時間駐車可能です。
2. 時間外が駐車禁止と表示されている場合 → 時間外の駐車は違反!
標識に以下のような表示がある場合は要注意です。
駐車可 8:00〜20:00・60分以内
時間外 駐車禁止
このような場所では、時間外に駐車すると駐車違反になります。夜間であっても取り締まりの対象になるので注意しましょう。
3. 補助標識がない場合 → 原則として駐車禁止とみなされることが多い
補助標識がない場合、道路交通法上は時間外に駐車できないと解釈されるケースが多いです。安全のために駐車しない方が無難です。
パーキングメーターとパーキングチケットの違い
| 項目 | パーキングメーター | パーキングチケット |
|---|---|---|
| 支払い方法 | コインを投入 | 発券機でチケット購入 |
| 駐車可能時間 | 60分以内が多い | 30〜60分(地域により異なる) |
| 時間外の扱い | 標識に従う | 原則、時間外は駐車禁止 |
| 料金 | 約200円 | 200〜300円程度 |
時間外に駐車したらどうなる?
もし時間外に「駐車禁止」の場所に車を停めていた場合、次のような処分を受ける可能性があります。
- 黄色い放置車両確認標章(ステッカー)が貼られる
- 反則金や違反点数が科される
| 違反区分 | 反則金(普通車) | 減点 |
|---|---|---|
| 駐車禁止違反 | 10,000円 | 1点 |
| 放置駐車違反 | 15,000円 | 2点 |
深夜でも監視員による取り締まり対象になる地域があります。特に都市部(東京・大阪・名古屋など)は注意が必要です。より実際的な事例については、ベストカーWeb|パーキングメーター時間外の駐車は違反?で具体的なケーススタディが紹介されています。
時間外に駐車する際のチェックポイント
- 標識を必ず確認する(「時間外 駐車禁止」とあれば止めない)
- メーターの表示ランプを確認(消灯=稼働していない時間帯)
- 安全なコインパーキングや立体駐車場を利用する
- 短時間でも放置扱いになる場合があるので注意
実際に時間外駐車が許可されている例
地域によっては、夜間の時間外駐車を認めているパーキングメーター区間もあります。たとえば東京都内の一部では、
「8:00〜20:00・60分以内 ※この時間以外は制限なし」
と表示されている場所があります。このようなエリアでは夜間に無料で駐車できますが、地域ごとにルールが異なるため、標識の確認を怠らないようにしましょう。
パーキングメーター利用時の注意点
- 駐車後はすぐにコインを投入(投入しないと違反扱い)
- 60分を超える駐車は禁止
- エンジンをかけたままの停車も違反になることがある
- 大型車・バイクは一部例外を除き利用不可
まとめ
この記事では、パーキングメーター 時間外のルールと注意点を解説しました。
- パーキングメーターの時間外は、標識に従うのが原則
- 「時間外 駐車禁止」と表示されていれば違反
- 表示がない場合でも、原則駐車しない方が安全
- 地域によっては時間外でも無料駐車が可能な場所もある
うっかり停めたつもりが駐車違反になるケースも多いため、標識の確認と時間の管理を徹底しましょう。

