おすすめプレカタイム 2022/09/06

友人 × プレカ

親友と女子会旅行

41歳　会社員

メルセデス・ベンツ A180

“ガッシャッ”
メルセデス・ベンツ特有の重厚感のあるトビラの音が響き、助手席が開くと、
ご自慢のストレートヘアをさらりとなびかせながら、
親友のマミがそそくさと車に乗り込んできた。

「お待たせー！ごめんごめん。
何着ていこうか迷ってたら遅くなっちゃってさぁ。
てか、なになに？
このベンツ超カッコいいね。
シートも広々してるし、乗り心地最高じゃない！」

お調子者のマミは大学の同級生。
かれこれ20年以上の付き合いになる。
お互い独身で、大企業に勤めるいわゆるバリキャリ。
日々忙しなく時間に追われている上、
最近同じようなタイミングで失恋して
私たちは心も体も疲れ切っていた。

「ねぇ、リフレッシュしに旅行でも行かない？」
そう話したのは先週の金曜日。
週末の1泊2日、旅先として選んだのは千葉・館山だった。

若い頃は行き先も宿も決めない“弾丸旅行”なんかもよくしたけれど
年齢を経るにつれて、せっかく旅をするなら
「ゆったり、のんびり」「ちょっと贅沢に」を求めるようになってきた。

館山まではクルマで1時間半ほど。
その時間でさえ快適に、ちょっと贅沢に過ごしたいと、
私たちは外車レンタカーで
メルセデス・ベンツA180を借りた。

「なんだか、スイッチがたくさんあるね」
メルセデス・ベンツA180は、
マルチファンクションステアリングといって
ステアリングまわりにスイッチ類が集約されている。
ハンドルを握ったままディスプレイの操作が可能で、
シフトチェンジもハンドル右の小さなレバーで行うので、
姿勢を崩したり、視線を大きく移動させることなく、
運転に集中できるのがうれしい。

仕事のこと、元カレのこと、友達のこと…
ふたりでしゃべり倒していたらあっという間に館山に到着した。

まずは海沿いをドライブ。
北条海岸沿いは椰子の木が立ち並び、南国気分満点。
窓を開けると心地よいそよ風とともに、
潮の香りが飛び込んできた。

歩いて渡れる無人島「沖ノ島」では、
裸足になって砂浜を散歩。
ふたりで女子大生の頃に戻った気分になってはしゃいだ。

今回の旅の宿は、那古海岸沿いに佇む「鏡ヶ浦温泉rokuza」。
露天風呂付のスタイリッシュなコンフォートツインは、
ふたりで過ごしても広々と使える、快適なお部屋。
都会の喧騒から離れ、
静寂な時間を過ごすにはちょうどいい空間。

「わぁ、素敵なお部屋！」
私たちはひとしきり部屋の中を散策すると、
お互い思い思いの時間を過ごすことに。

「私はプールサイドでまったりするわ」
マミはそういって、
ホテル内のプールに出かけて行った。

私はかばんから何冊かの本を取り出して、バルコニーへ。
最近読書の時間が取れなくて溜まっていた本を
この旅の間に一気読みするつもりで持ってきた。

バルコニーの目の前に広がる館山湾は、
波が静かで、海面がまるで鏡のように見えることから、
「鏡ヶ浦」とも呼ばれるそうだ。
時折、鳥の声が聞こえる静かな海を眺め、
心地よいそよ風を感じながら
私は本の世界に入り込み、読み耽っていた。

あっという間に夕方になり、
「おなかすいた」といってマミが帰ってきた。
マミはおなかがすくと不機嫌になる、
赤ちゃんみたいな女だ。

夕食は、ファミリーオ館山内にある
イタリアンレストラン「BUONO」で
日本を代表するイタリアンシェフ萩原雅彦さんが
監修した本格イタリアンを堪能。

あさりたっぷりのボンゴレビアンコ、濃厚なカルボナーラ、
オリジナルドレッシングのサラダなど、
房総産のシーフードや野菜などを贅沢に盛り込んだ、
新鮮な料理に大満足。
明るく目配りの利くスタッフの方たちの対応も素晴らしかった。

翌朝はのんびりと起きて、ホテルをチェックアウト。
メルセデス・ベンツA180を走らせて、
ブランチがてら、北条海岸沿いにあるおしゃれなカフェ「SEA DAYS」へ。
新鮮な野菜や果物の美味しさが体に沁みわたるスムージーや
アサイーボウルなど健康的なメニューを楽しみながらふたりでのんびり。

海の景色を眺めていると旅情に誘われて時の経つのを忘れてしまう。

一緒の時間を過ごしたり、別行動をとったり。
気のおけない女友達とだからできる、気ままな旅。
メルセデス・ベンツA180のおかげで、
移動の時間さえも私たちのご褒美となった。

「次にドライブ旅行をする時も、外車レンタカーを借りよう」
「BMWもAudiも乗ってみたいね！」

1泊2日の旅はあっという間に終わり
次の旅への希望を膨らませながら、
私たちは館山を後にし、東京へと向かった。

これがわたしの「プレカタイム」。